2004年06月

2004年06月29日

LOVE24【ゆり】

       〜天国へ召された一輪のひめゆりへ〜

君は何を伝えたかったのだろう?
遅く帰った僕は疲れていたし
その日は電話を掛ける気にもならず

それ以来
君からの連絡は
途絶えた

そして突然の訃報

君からの最期の電話
出てあげられなかった
悔しさ…

『百合の季節に生まれたから百合子』

ゆりの花の清楚さには程遠いけど
君はいつでも明るく
君の笑顔はいつも
屈託がなかった

僕はそんな君の笑顔を見るのが好きで
教会で
笑わなくなった君を見た時は
辛かった

『天国へ召されたひめゆり』

これから
ゆりの花を見る度に僕は
君のことを思い出すだろう

kimihiro3 at 22:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)  

2004年06月14日

love23【同級生】

病院の独特の雰囲気
薄暗い病室のベッドの上に
彼は横たわっていた

小学時代からの同級生
ケンカもしたけれど
よく家にも遊びに行った
「関係ないね」が彼の口癖

『彼が入院している』と
これも同級生からのメールで知らされた

別れ際に交わした握手
柔道五段にしては弱まった彼の握りに
僕は空元気の声をかける

「早う元気になれよ!」

僕は初めて彼を泣かしていた

kimihiro3 at 10:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)  

2004年06月08日

LOVE22【deja vu】

いつもの場所でいつものように…
そうして僕らは別れた

あの時以来
僕は僕で
君は君
互いに交わることのない道を歩んでいる

今日は今日さ
明日は明日
別に急いだってどうなるでもなし…

‘GOING MY WAY’

僕らは仲が悪くなった訳じゃないし
君を信じられなくなった訳でもない

あの小さな路地を曲がる時
時折君のことなんか考えたりする

あの角の向こうから
不意に君が自転車に乗って
表れたりしないかって

kimihiro3 at 15:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)