2018年07月

2018年07月25日

LOVE172[コ・コ・ロ]

3Dプリンタ
テクノロジーが発展して
人と同じ素材を使って
人体がコピーできる時代が来たら
死体を作り上げることができる

DNAやRNAまで
きちんとコピーできるとしたら
DNA判定も証拠能力を失い
犯罪捜査の方法も変わるだろう

心はどうなるんだろう

その人の過去の経験を
データとしてメモリーにぶち込み
その人の行動パターンを
シミュレートできるのだろうか

いつの日か体や知識だけでなく
心まで盗み取られる時代が
やって来る

kimihiro3 at 23:10|Permalink  

2018年07月24日

LOVE171[扶養家族]

君が居なければ
僕の生計は成り立たない

君には本当に感謝してるよ

でも僕らは家族じゃないから
僕は君の被扶養者ということにはならない

いったい僕らの関係って
何なんだろう

kimihiro3 at 21:52|Permalink  

2018年07月22日

LOVE170[酒]

少し酒を飲むと
少し幸せな気分になれる

でももっと幸せな気分になりたいから
もっと酒を飲む

結構我を忘れるほど笑って
それなりに幸せな気分になる

でも我を取り戻した翌日には
後悔だけが残る…?

kimihiro3 at 19:41|Permalink

2018年07月21日

LOVE169[熱帯夜]

今年は確かに蚊は居ない
去年の今頃は
必ず一匹は潜んでいる寝室の蚊に
決まったように明け方に起こされて
ヤツを撃退するまでは眠られなかった
摂氏三十五度を上まわる室温の熱帯夜
今年は殺虫剤は必要ないかもしれない

kimihiro3 at 15:18|Permalink 日記 

LOVE168[一人テニス]

朝8時半から一人テニス
(神田コートには壁が無いからサーブ練習)

2球ごと
左手と右手交互に打つ

34球ごとにチェンジコート

日陰で休みながら
水分補給

そうして
汗かきながら6コート

結局サーブを
204球

気温も確かに高かったが
それにしても暑かった

濃紺のウエアを着ていたせいだ!

夏は
白を着た方が涼しい

kimihiro3 at 15:15|Permalink 日記 

2018年07月19日

LOVE167[気のいい奴ら]

いつも僕の周りには
気のいい連中と
君が居る

そんな小さな
充実感
小さな幸せに感謝

kimihiro3 at 21:57|Permalink  

LOVE166[雷鳴]

帰ってくるなり大きな雷鳴

何度か続いた後
雨も降り出したようだ

畑の小屋の屋根に雨の当たる音

農夫たちはまだ作業を続けているが
もう止めるだろう

「えらい雨!」

東の方には明るい空が開けているが
雷鳴は相変わらず轟いている

降りが強くなって来た

もう網戸越しにも
雨の筋が見える

農夫たちは急いで帰って行く

そろそろ窓を閉めなければ…

kimihiro3 at 21:56|Permalink  

2018年07月18日

LOVE165[江ノ島]

「モノレールで行く?」

鎌倉までJRで行って江ノ電に乗り換えるより
大崎経由でモノレールを使った方が

江ノ島だけに行くのなら合理的だということは
夏休みに君と何度か行った後分かってきた

JR横浜駅
大崎行きの電車

車内はそれなりに席が空いていて
座る気があれば座れない状態ではなかった

僕らは二人分の空席を見つけ
隣に座った

都会では他人にはあまり干渉しないのが常だ
とりわけ関東の方には常時来ている訳ではないし
第一関西系の自分とは言葉が違う

僕らは周りも気にせず
方言混じりの言葉で他愛も無い話をしていた

途中の停車駅でベビーカーと
女の子をつれた若いお母さんが乗ってきた

ベビーカーの赤ちゃんは寝ているようで
ベビーカーがあるため彼女と女の子は
座らずにドアの近くに立っていた

「ガタン!」

レールの継ぎ目に入ったのか
電車が揺れベビーカーが動き出した

それを見た女の子が
「あっ」と言ってお母さんに促し

向かい側に座っていた僕も同時に席を立ち
ベビーカーを抑えようとした

母親が気付いたためベビーカーは制止され
事無きを得た

実際は自分はベビーカーには触ってないし
特に何をしたという訳でもないが

彼女はそれなりに嬉しかったようで
「次降りるよ」と女の子に言って

(段差があるし大丈夫かな)って思い
サポートしてあげようと僕が立ち上がると

「大丈夫です。ありがとうございました」と言って
電車を降りて行った

関東の言葉も良いなって思った

kimihiro3 at 17:12|Permalink  

LOVE164[浪人生(海流86号より)]

 自分が色んなことに手を出してるため、色んな人達が周りには居てくれる。絵を描く人、ピアノを弾く人、ギター弾いて歌う人、テニスやる人、数学やる人、詩を書く人…。絵を描く人は「今年は展覧会に一緒に出そう」と言ってくれてるし、ピアノを弾く人は、僕のまだ稚拙なトランペットの伴奏を、特に嫌とも言わずにしてくれるし、ギター弾いて歌う連中は、一緒にライブやったり、酒飲んだり、テニスやる人は日曜ごとに遊んでくれるし、同じ学校で数学やってる人は、「これ解いて見て!」と時々面白そうな問題を持ってきたり、京都の川床で一緒にワーワーとやってくれたりする。詩を書く人は言わずもがなだが、そんな中で、予備校で去年から教えている生徒の中に、ちょっと変わったのが居る。
 予備校では自分は、物理の二次対策を担当させられていて、授業で初めて彼を見た時、(何浪生?)って思ったが、彼は彼で自分の授業を『お手並拝見』的に見ていたようだった。というのも、周りから得た信頼できる情報によると、某国立の有名大学の院を出てる(自分は院は行ってない)ということなのだ。今考えると『なるほど…』である。それでも、いつの頃からか、特に社交的でもなさそうな彼が、自分の授業後に、後片付けが終わるまでずっと待ってくれて居て、授業の感想や問題に関する話等を、七階から階段使って話しながら、職員室のある二階まで一旦降り、また次の授業のある階まで戻る(これははじめは気付かなかったが…)というのが常となっている。
「院で何の研究してたん?」
「物性です。先生は?」
「一応、流体。電磁流体で、プラズマを磁場で閉じ込められたら、実験室で核融合もできるし、核も平和利用できるから…」等々。物理については、彼の方が自分よりは長く研究してるから、特殊相対論や量子力学といった内容については詳しいようだ。
「なんで受験し直すん?お前はあんまり医者は向いてないような気がする」
「基礎医学をやりたいんです」
「ああ、臨床じゃなくて、研究の方やったら良いかもしれん。けど、まず大学に通らないかんね」
今のところ彼とは予備校の物理の授業以外の接点は無いが、いつか彼が医学生になったら、酒を酌み交わすこともあるのかもしれない。
 どんな場面でも、自分の中にある向上心とプライドが、(この世の中も捨てたもんじゃない!)と思えるようにしてくれてるのかも…。

kimihiro3 at 17:10|Permalink 日記 

2018年07月17日

LOVE163[輪抜け様2]

六月三十日
輪抜け様

輪抜け様らしい雨模様

昨年は晴れたっけ?

でも六月三十日は
ほとんど雨のはず

僕が君を誘った日は
雨は降ってなかった

でもそんなに
晴れてもなかったような…

自分はそんなに
信心がある訳でもないから

予備校で教えた帰りの夜
もう九時も過ぎてたから人もそんなに居なかったし

興味本位で
一度輪を抜けてみたことがある

まあ作法通りにはやってないし
ご利益なんか期待もしてないから

特に変わったこともなかった
(取り立ててバチも当たってないような…)

残念なことに君とも
一緒に輪抜けをしたことはないけどね

kimihiro3 at 21:08|Permalink