2004年01月

2004年01月27日

LOVE5【テラ】

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テラ


真空と呼ばれる物質誕生の空間

広大な銀河の中に浮かんだ
太陽系第三惑星

僕と君との夢や憎悪
愛もこの星の上にある

地上という名のほんの薄っぺらな表層で
繰り広げられる愛憎劇

様々な生命の誕生や殺戮
すべてを黙認してきた星
(人類の滅亡もおまえは黙認するはずだ)

まだ見もしない夢や希望
僕たちの願いを乗せて

今日もこの星は回り続ける

kimihiro3 at 00:25|Permalink│Comments(0)│TrackBack(0)│ │詩 

2004年01月20日

LOVE4【A SONG FOR YOU】

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A SONG FOR YOU


赤い花。
鮮やかな吐息。
震える二ひらの花弁。

白い花。
零れ落ちる静寂。
花弁の高笑い。

赤い花、白い花。
僕の大好きな花を
僕の大好きな君に…。

kimihiro3 at 00:53|Permalink│Comments(0)│TrackBack(0)│ │詩 

2004年01月18日

LOVE3【Ai】

Ai



愛とはただ一人に注ぐものではなく
愛とはすべての者に注ぐものでもない

愛はある対象に対する自分自身の
止むに止まれぬ思い ―きわめて自分本位のものなのだ

君のひたむきさが僕の心に残っているから
僕は未だに幸せになりきれないでいる

一人で過ごす時間が退屈なだけでなく
一人で過ごす時間が怖くなってきたから

今日は思いっきり泣こう
君の思い出を洗い流せるように

今日は思いっきり泣こう
君の優しさを忘れられるように

今日は君のために思いっきり泣こう
僕の狡さがばれないように…

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kimihiro3 at 22:23|Permalink│Comments(0)│TrackBack(0)│ │詩 

2004年01月17日

LOVE2【紫陽花】

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紫陽花


君に会いに外に出ると 街は雨
傘を取りに帰って来ると もう止んでる
 「ホントにひどい一日だね」って
 君にひとりごとのようにつぶやいて
 窓ぎわの時計をながめて ひとつため息
君は何も言わずに やさしくほほえんでくれる
それはぼくにとって 雨の中の紫陽花


いつか君と会ったときも 見かけた花
君のさした傘のような淡い 水色
 「ひどい花言葉かわいそうね」って
 君は小さな声でささやいて
 泣きそうな瞳(め)をしてたくせに 無理に笑った
君の生まれたその日に 窓辺で咲いていた花
だから君はやっぱり 雨の中の紫陽花


きっとこんな時がくると 感じていた
だけどそんなはずはないと信じたかった
 「さよなら いつも元気でいろ」って
 君に大きな声で手をふれば
 いつもの君の 笑顔も 少しゆがんだ
意地っぱり同士の恋の夢は終わり
なのにきょうも咲いている 雨の中の紫陽花


Vocaloid の部屋で歌ってます。続きを読む

kimihiro3 at 15:38|Permalink│Comments(1)│TrackBack(0)│ │歌詞 

2004年01月16日

LOVE1【NEVERMORE】

初めまして。発行人の森公宏です。
このたびは『愛の詩集』に登録していただき、ありがとうございます。
書きたいことはたくさんありますが、携帯ですし、ここで御託を並べるより、初回は名刺代わりに『私の大好きな詩』を一篇送らせていただいて、ご挨拶に代えさせていただきます。フランス象徴詩の代表格ポール・ヴェルレーヌの詩で、辞書片手に私が訳しました。この詩は英語の題名が付いています。今後共によろしくお願いします。
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NEVERMORE


思い出よ、思い出よ。僕にどうしろというのだ。
あの秋、曇り空を横切ってつぐみが飛び
北風が調子っぱずれに歌う黄葉の森に
太陽は単調な光を投げかけた。

僕たちは二人っきりで夢見心地で歩いた。
彼女と僕と、髪の毛も思いも吹く風に任せて。
突然僕の方に愛くるしい眼差しを向け
「あなたの一番楽しい時はいつでした?」彼女は声を黄金のようにはずませる。

天使のように鮮やかな音色の中に甘く鳴り響く彼女の声。
控えめな微笑で僕はそれに答え
おもむろに彼女の白い手に口づける。

-ああ、青春の初花の何という芳しさ!
また魅力的なささやきの中
恋人の唇からもれる最初の「ええ…」の何と心ふるわせること!



kimihiro3 at 19:39|Permalink│Comments(5)│ │詩