2004年01月
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2004年01月18日
2004年01月17日
LOVE2【紫陽花】

紫陽花
君に会いに外に出ると 街は雨
傘を取りに帰って来ると もう止んでる
「ホントにひどい一日だね」って
君にひとりごとのようにつぶやいて
窓ぎわの時計をながめて ひとつため息
君は何も言わずに やさしくほほえんでくれる
それはぼくにとって 雨の中の紫陽花
いつか君と会ったときも 見かけた花
君のさした傘のような淡い 水色
「ひどい花言葉かわいそうね」って
君は小さな声でささやいて
泣きそうな瞳(め)をしてたくせに 無理に笑った
君の生まれたその日に 窓辺で咲いていた花
だから君はやっぱり 雨の中の紫陽花
きっとこんな時がくると 感じていた
だけどそんなはずはないと信じたかった
「さよなら いつも元気でいろ」って
君に大きな声で手をふれば
いつもの君の 笑顔も 少しゆがんだ
意地っぱり同士の恋の夢は終わり
なのにきょうも咲いている 雨の中の紫陽花
Vocaloid の部屋で歌ってます。続きを読む
2004年01月16日
LOVE1【NEVERMORE】
初めまして。発行人の森公宏です。
このたびは『愛の詩集』に登録していただき、ありがとうございます。
書きたいことはたくさんありますが、携帯ですし、ここで御託を並べるより、初回は名刺代わりに『私の大好きな詩』を一篇送らせていただいて、ご挨拶に代えさせていただきます。フランス象徴詩の代表格ポール・ヴェルレーヌの詩で、辞書片手に私が訳しました。この詩は英語の題名が付いています。今後共によろしくお願いします。

思い出よ、思い出よ。僕にどうしろというのだ。
あの秋、曇り空を横切ってつぐみが飛び
北風が調子っぱずれに歌う黄葉の森に
太陽は単調な光を投げかけた。
僕たちは二人っきりで夢見心地で歩いた。
彼女と僕と、髪の毛も思いも吹く風に任せて。
突然僕の方に愛くるしい眼差しを向け
「あなたの一番楽しい時はいつでした?」彼女は声を黄金のようにはずませる。
天使のように鮮やかな音色の中に甘く鳴り響く彼女の声。
控えめな微笑で僕はそれに答え
おもむろに彼女の白い手に口づける。
-ああ、青春の初花の何という芳しさ!
また魅力的なささやきの中
恋人の唇からもれる最初の「ええ…」の何と心ふるわせること!
このたびは『愛の詩集』に登録していただき、ありがとうございます。
書きたいことはたくさんありますが、携帯ですし、ここで御託を並べるより、初回は名刺代わりに『私の大好きな詩』を一篇送らせていただいて、ご挨拶に代えさせていただきます。フランス象徴詩の代表格ポール・ヴェルレーヌの詩で、辞書片手に私が訳しました。この詩は英語の題名が付いています。今後共によろしくお願いします。

NEVERMORE
思い出よ、思い出よ。僕にどうしろというのだ。
あの秋、曇り空を横切ってつぐみが飛び
北風が調子っぱずれに歌う黄葉の森に
太陽は単調な光を投げかけた。
僕たちは二人っきりで夢見心地で歩いた。
彼女と僕と、髪の毛も思いも吹く風に任せて。
突然僕の方に愛くるしい眼差しを向け
「あなたの一番楽しい時はいつでした?」彼女は声を黄金のようにはずませる。
天使のように鮮やかな音色の中に甘く鳴り響く彼女の声。
控えめな微笑で僕はそれに答え
おもむろに彼女の白い手に口づける。
-ああ、青春の初花の何という芳しさ!
また魅力的なささやきの中
恋人の唇からもれる最初の「ええ…」の何と心ふるわせること!


